骨盤の基礎知識
骨盤のゆがみとは
骨盤のゆがみには2種類あります。それは「左右のゆがみ」と「前後のゆがみ」です。骨盤は3つの骨が仙腸関節という蝶番の役目をする関節によって繋がっています。この関節はほんの僅かしか動かないのですが、この僅かな動きが人が歩いたり走ったりするというような基本的な動作を支えることになります。
この関節が片寄ってずれていき、そのまま固定されてしまうことが「骨盤のゆがみ」の原因なのです。現代人は運動不足の傾向があり、あまり長い時間歩いたりしなくなりました。こうなると仙腸関節の周りの筋肉は硬くなり、最終的に癒着して固まってしまうことになるのです。
骨盤の左右のゆがみは、身体が傾きねじれた状態になるため、筋肉が片寄って緊張を起こして腰痛や肩こりの原因ともなります。いつも片方だけの肩がこる場合はこの骨盤の左右のゆがみが考えられます。ショルダーバッグをいつも同じ肩にかけるとか、同じ脚を組むクセがあるなどでも仙腸骨がずれて骨盤が左右にゆがむことになりますので注意しましょう。
次に骨盤の前後のゆがみで典型的なものは、骨盤が後ろに倒れた状態となるものです。これは骨盤を立たせる役目を持つ筋肉が弱ったことによって起こります。猫背や脚を投げ出して座るクセのある人は、骨盤が後ろに倒れて骨盤の前後のゆがみに繋がるので注意が必要です。
この左右や前後のゆがみが酷くなると本来逆三角形の形である骨盤が四角い形になってしまうことがあります。こうなるともはやゆがみではく変形になってしまうので、骨盤のゆがみに対しては早期に対処する必要があります。