骨盤という骨は存在しないことをご存知でしょうか?実は「骨盤」とは総称で、腰回りのいくつもの骨が組合わさった構造のことを骨盤と呼んでいるだけなのです。もしも一つの骨で成り立っているのなら、良く耳にする「骨盤のゆがみ」は発生しないことになります。
骨盤とは上半身と下半身を連動させる大切な部分です。骨盤は、仙骨(せんこつ)と2つの寛骨(かんこつ)によって構成されています。そして寛骨は、腸骨(ちょうこつ)、恥骨(ちこつ)、座骨(ざこつ)の3つの骨によって構成されているのです。
骨盤は、人間が生まれた時にはすでに、腸骨、恥骨、座骨は軟骨によってグラグラの状態で結びついています。これが成長するにつれて、これら3つの骨は強く融合していき、寛骨という1つの骨になるのです。
骨盤は、身体の中央で上肢と下肢を支える支柱の役目を担っています。また、骨盤は左右にある股関節と連動することで歩く動作を支える働きもあります。その他にも、大腸や泌尿器、生殖器などの内蔵を強い刺激から保護する役目を持ち、座る動作を行う場合には身体全体の台座ともなります。
女性にとって骨盤はさらに重要な役目を持ちます。これは男性の骨盤と若干形状が異なることからもわかります。骨盤は自分の動作に関係なく、ずっと閉じたり、開いたりします。この骨盤特有の動きが、妊娠した場合胎児を支えて保護する働きをするのです。また、骨盤は他の骨や筋肉と連動しているため、ずれたり、ゆがんだり、傾いたりすることで、身体の機能に悪い影響を与えてしまいます。
骨盤は私たちの身体を支えるという非常に重要な使命があります。骨盤は身体の要とも言える部分です。普通に生活をしていても負担のかかりやすい場所でもあります。この骨盤の構造や役割を理解することで、様々な身体のトラブルに対処できるはずです。このサイトでは骨盤を正常に保つための知識、さらに健康面や美容の面でも役に立つ情報を提供することで皆様のお役に立てればと思っております。